近未来の本
中国での反日運動の報道を見ていて「攻殻機動隊」1巻の「ロボットの反乱」という短い章を思い出した。フチコマ(半不死AIロボット)が寄り集まって革命だ〜!って言い出すものの、メリットを見つけられずに収束してしまう。実は少佐が1台のフチコマを操って行う定期チェックで「不満(?)の膿出し」と相乗作用の確認作業だったという日常のヒトコマ的エピソード。言い出しっぺのフチコマ自身が自分の台詞が少佐っぽかったかもしれないと気づくけれど、それまで・・・なのがご愛敬。
中国の「フチコマ」はどのくらい気づいているのだろうか。「攻殻機動隊」は普通放っておかれがちな枝葉の詰めがおもしろい。
- 作者: 士郎正宗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/10/05
- メディア: コミック
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