2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ただの感想

恵比寿で「華氏911」を見てきました。ドキュメンタリーとしては、コロンバインのほうが出来が良かったと思うけれど、そんな事言ってられないあせりがにじみ出てしまう悲痛さが沁みた。見る前から町山さんのブログで予備知識いっぱいテンコ盛で臨んだわけ…

古川柳の本

ことばを味わう。ちょこっとずつタイムリーに旨いもんをつまめる飯を「チビウマ」と呼んでいるが、川柳はことばのチビウマ。「武玉川」という、やんわりとナイスな川柳ダイジェスト版のようなもんを田辺聖子が紹介するこの本、ことばのセンスが良い人の手に…

ただの予言

お仕事用に「ゼクシィ」10月号を購入。厚さはジャンプぐらいでも、全部がカラーページなのでありえない重さ。きょう日のノートパソコン2台分はあるかも。ああ、もしかしてこれは新婦じゃなくて新郎が買ってきてくれるものなの?だって、書店の紙袋じゃなくて…

サイケの本

映画「マインドゲーム」を見に行ったらトークショー付き、朝まで関連イベントでマインドゲームなVJを眺め、帰宅してから復刻版のマンガを読んだ。もう、首から下ずっぽり漬かりきってる状態。首から上?仕事だ仕事。映画では、多彩なアニメーション表現にウ…

演技の本

モーリス・ベジャールの映画が今日までだから昨日あわてて最後の回を見に行った。「光=ルミエール」という作品ができるまでのベジャールを追っているのだが、映画というよりむしろdvdの特典映像並。金返せ。ダンスだとか、フリークライミングの映像ではカメ…

襲撃の本

「この人同じ大学の出身なんだよ!」と触れ回りたくなる数少ない著名人、高村薫。中島らもなき今、自分の中での大阪の価値を支えているのはこの人と田辺聖子とリッツカールトン大阪。人じゃないのも混じっているが。要するに銀行の地下にある金塊を盗む話な…

介護の本

文芸春秋の吊広告に亀仙人みたいな顔があると思ったら今年の芥川賞受賞作家のモブ・ノリオ氏。 http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/ サングラスはかけたままのほうがよろしい、ね。つうか、顔変わりすぎ。家に落ちていた文芸春秋をめくったら全文掲載…

ヤクの本

最近ブックオフの文庫本エリアでやたらすっかすかの中島らもセクション。心の隙間を埋めてくれるからでしょっかね、モグロフクゾーを古本畑で追いかけて。で、自分もごたぶんにもれず「アマニタ・パンセリナ」を買ってきた。ドラッグに関してかなり知識で武…

電波の本

なんでもおもしろがる事のできる雑食性といいながら、洋モノSFの中にはどうしてもおいしくいただけない類のものがありまして。イギリスのジョークのように、ツボが違うんですな。楽しそうに夢の話をしてくれても、一向におもしろくない人と、何言ってもおも…

ただの愚痴

日記を書き散らしていて良いのは、人が本を貸してくれることですな。でも、好きな本をけちょんけちょんに言われるのは悲しいので二の足を踏むようです。そんなに喜びいさんでけちょんけちょんにしているわけじゃないのになあ。好意的だろうとそうじゃなかろ…

劇の本

松尾スズキの「キレイ」の脚本を読んで、AB君のギャグのネタが割れた。なるほどね、こういうのね、オイラ好きよ、でもね・・・そのまま同じレベルのもの作れると思ったら甘いも甘い!激アマだテメー!うっぎゃああ!!(泣き吼え)演劇ってそんなに数を見た…