2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争の本

「豪華声優陣全滅」と聞いていたが、大友克洋への愛ゆえに「スチームボーイ」を見てきた。帰りにIJ君とタコヤキつつきながら反省会をしてしまうくらいの残念賞。なぜだかもう他人ごとじゃない。AKIRA以降は大友作品を見ていないアメ人ファンに、したり顔で大…

金づるの本

ブルーバックスで売れ筋になっているという「『分かりやすい表現』の技術ー意図を正しく伝えるための16のルール」とそのシリーズ。自分の中ではは本ニアラズ=「非本」の類だが、仕事がら目を通しておく。看板、案内、マニュアルなど親切なはずのものが分…

らもの本

中島らも氏が亡くなってしまった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000513-yom-soci 長生きを念頭に生きている人ではなさそうだったけど、この人がいなくなると私の中での「大阪」の価値はぐっと下がってしまうのだ。数年前の広島出張で、や…

ただの説明

少し前から本の表紙画像を表示してみました。ISBNコードを入力するだけで良いので、苦労の少ないわりに見た目が良くてウホホなのだけれど、古い本だったりすると表示されないようですな。せっかくオパーイが表示されると思ったのに、しくしく。

ヒステリーの本

飛べない女の子を主人公にした脚本を書かなければならないので、関係なさそうだけれど「飛ぶのが怖い」を読んでみた。70年代に出版された時は、女性が語るにしては奔放な口の聞き方と性遍歴ネタとで話題になったのは想像に難くない。実際、傑作なフレーズも…

ただの報告

中村うさぎの「最後のY談」を立ち読みしてきた。そういえばこの間は「間違いない!」の兄さんの本も書店で読んだ。おもしろくっても、俺の本棚には入れてやんねーよー!という本は立ち読みですませる変な意地。そんなん本じゃねーよ、という奴は感想も書いて…

色男の本

最近夜中に酔っ払って岡野玲子の「陰陽師」を読むのが楽しくて。七夕の頃から少しずつちびちびと読み進めていたらもう盛夏になってしまった。最初はあのけそけそしたタッチが頼りないと思ったものの、読み出すとすべてのコマと絵とが細部にまでわたって「こ…

塩梅の本

熱烈な松尾スズキファンで、いっそのこと松尾スズキになってしまいたいと思っているに違いないAB君から松尾スズキの本を借りて読んでみた。とはいえ、「ぴあ」に連載されていた短いエッセイ集なので毒にも薬にもならない話が多い。むしろ、毒にも薬にもなら…

脳内の本

漫画家の休載中の過ごし方ってのは、きっと本当に体壊したりネタ集めている人もいれば、温泉行ってる人もいて、最初から自分なりのペース配分を行う荒木タイプもおれば、なんだかもっと深刻そうな富樫タイプもあるんだろうけど。実はマンガが描かれるペース…

ただのメモ

武尊温泉近くの川べりで涼みながら川面をじーっと眺め入り。 二度と同じかたちに跳ねる事はないのだろうな、と昔は思っていたけれど。実はいくつかのパターンを繰り返しているだけかもしれないと直感的に思ったり。まあ、どんな風に流れ淀み跳ね返ろうとも、…

ただの宣戦布告

色々な人に宣伝をし、一週間に渡って飽食を続けたので、とってもビバ☆ミソジ!なかんじで30歳になりました。出勤するのを嫌がって昼日中からぼんやり渋谷をブラブラしていても、世の中がキラキラして見えたっす。マジで。(そこ!嘘臭ぇとか言わない!)ここ…

ただの愚痴

義経の次の大河ドラマが「山内一豊の妻(仮称)」らしく。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040715-00000020-spn-ent主人公の千代って初耳ぞなー?と弟にメイルしたら「無学だなぁ」と返って来た。以下コピペ。 夫がかっちょいい馬を買うために実家から…

難民の本

宮尾登美子の続きもの。「櫂」「春燈」に続く「朱夏」を読んだ。実は書いた順番だと、「春燈」のほうが後らしいけれど。例の芸者紹介業の家のお嬢さんが、結婚して満州行って帰国するまでですな。以前に阿部公房の「けものたちは故郷を目指す」かなんかを読…

ただのメモ

死ねとばかりに詰め込まれた仕事をこなし終わって、好きな劇団の公演にAB君を連れていってみた。いつもは38本くらいの短いものを大回転して見せてくれるのだが、今回は最初に40分くらいの長尺ものがあった。読んだ事はないけど小耳にははさんだ事はあるよう…

ただのきっかけ

本を読む時間が楽しくて、読み始めたのは大学3年をすぎてからのこと。おもしろい本がどうのこうのっていう問題じゃなくて、本を読んでいる状態が好きで読む今のスタイルができてきたのはこの頃。というのも春休みに雪崩で親友が死んで、ぼんやりとした時間が…

カルトの本

就職活動中の友人が某コンサルタントファームに決めたと母親に告げたところ、「そんなオウムみたいな所に入って・・・」って嘆いたという話があった。正しい。実に正しい。アメリカの冴えている会社のその理由をさぐってみますた、という分厚い単行本「ビジ…

ミドルの本

時には仕事がらみで糞つまんない本も目を通さなければならないわけで。プロジェクトXのようなドラマを求めて商品開発秘話のようなんをですね、糞重い単行本をですね、持って帰ったり持って来たりしてから、締め切り間近に自分をなだめすかしながら読むとです…

お嬢様の本

彼氏をつれて久々に実家に帰ると、小さい女の子達がごちゃごちゃと居間にいる。仕込みっ子やら使用人の子やら入り混じっていて、うるさい。居間の端の二段ベッドのようなスペースに布団を敷き詰めさせ、誰の次は彼という風に女の子達の寝床を決めていく母上…

歴史の本

だいたい日本史の授業って縄文時代から始まって、古墳や奈良時代は丁寧にやっているんだが、戦国時代でもう冬学期に入っていて江戸時代は1時間で終わったりしませなんだか?ウチの学校だけかそれは。明治から戦後に至るまでなんて、教科書記述が問題になる以…