色男の本


最近夜中に酔っ払って岡野玲子の「陰陽師」を読むのが楽しくて。七夕の頃から少しずつちびちびと読み進めていたらもう盛夏になってしまった。最初はあのけそけそしたタッチが頼りないと思ったものの、読み出すとすべてのコマと絵とが細部にまでわたって「こうでなければならない」といった必然性を帯びて見えてくる。まぁ、酔っ払っているんだけども。コマによっては、足を踏み出した音が聞こえてしまう。ちょっとくぎ付けになる。
晴明が直衣の前を開けている姿は悩殺ものだ。さらに見た目と雰囲気と仕事がLukeSlaterに似ているのもいけない。こういうのには弱いのだ。

陰陽師 (2) (Jets comics)

陰陽師 (2) (Jets comics)