ただのリクエスト

望月峯太郎の「ずっと先の話」は昔の短編を集めたもの。最初の3編が、ストーリーは甘いとはいえトリップものなので、そういうものを読みたい気分じゃないのに読んじゃうと気持ち悪いと思う。地球とビッグバンがDNAをめぐって言い争いをしているところにブラックホールが突っ込むとか、頭痛いよね。ま、そういう時もあるけどYO!
望月峯太郎を読んで思い出すのは岡田ユキオ。一巻読みきりの秀作「GARDEN」をまた読みたい。(だから返して)ちょっと勢いのない線で描かれた体からプシーっとかいって血が吹き出る、リアルさが微妙なあの絵!(久しぶりに見てぇ)不確実になっていく「リアル」のからくりが明かされていくストーリーとあいまって絶妙だ。(えーっと買って来たのオマエだっけか)ゼメルキコンマンガンガ!(とにかく貸してくれえ!)