ただのタレコミ

ケーブルテレビでアニメをはしごしていたら、BS1で5月10日調べのマンガ本売上ランキングを紹介しているのを見かけた。

 1位 ワンピース
 2位 D.GrayMan
 3位 アイシールド21
 4位 銀魂
 5位 PLUTO
 6位 Mr.FULLSWING


冊数や売上金額を明らかにしないランキングというのもいかがのものか。その後にPLUTOをテレビで朗読する番組というのもいかがなものか・・・。

というより5位以外はすべて少年ジャンプ掲載中作品だという点に注目しなきゃいけないんだろうね。いい意味でも悪い意味でも、世界の映画界を牽引しているのがハリウッドだとしたら、マンガ界における同じポジションは少年ジャンプだと、常々思っているワタクシ。実は、何故か30歳過ぎてから毎週欠かさず少年ジャンプを読んでいる。

その中でも「Mr.FULLSWING」は連載打ち切りギリギリの低空飛行を続けているに違いないと思っていた駄作狙い系作品なので、6位に入っているのが超意外。ボテボテのダメギャグの連続にストーリーマンガの体裁を維持できないくせにたまに青春ストーリーマンガのフリをするという性質の悪い展開が嫌われそうな野球マンガだ。「ボーボボ」が25歳以上にしか分からないギャグ満載なのに今の子供にも受けた一方で、こちらは30歳以上でヒネた人間向けの打率の低いギャグがごく稀に大当たりするニッチな作品だと思っていた。割と評価している自分でも、わざわざコミックを買いたいとは思わないのに、腐っても少年ジャンプってことか・・・。