ただのタレコミ

久しぶりに「陰陽師」の12巻が出ましたよ。

世の若者がフジロックに興じている間、杉の香あふれる山奥で二日に渡ってお神楽を満喫して来ました。ま、フジロックも現代のお神楽みたいなもので、お神楽もビール片手に鮎の塩焼きほおばりながら、超人ロックフェス見ているようなもんです。

特に初日の晩は斜面にジジババが座っている中で、杉木立の間に棒立ちになってお神楽をガン見して超疲れました。どんどん激しくなってもステップが緻密すぎ。タンタタタタダン。同心円がぱわわわーんって重なって広がる。図形が完璧。波動拳出たのも見たし。「陰陽師」10巻の清明の舞を思い出しながら、ここでは正確に神との契約を交わしているのだと、やけに納得。踊りを習う者の端くれとしては、自分はいったい何をしていたのかと大笑いしたくなるほど。よく今まで天罰落ちなかったNA!俺!

昼からビールや酒を飲みすぎたせいか、寝るたびにお神楽の太鼓が聞こえる。読み直そうと思っていた陰陽師の12巻が出てると聞いて、速攻買って読んだけど、なんだかうんー、SWエピソード2みたいなかんじで、求めているもんとちょっと違ったー。